タイトル:
「GUTAIは生きていた」
会期:
2025年1月11日(土) – 4月18日(金)
10:00 – 18:00、日・月・祝日休 / 入場無料
※2025年1月12日(日)、13日(月)は開館
※一般公開は13日(月)から開始予定
アーティスト:
吉原治良、白髪一雄、元永定正、田中敦子、堀尾貞治、上前智祐
名坂有子、山﨑つる子、ヨシダミノル、向井修二、松谷武判
住所:
ICHION CONTEMPORARY
ICHION CONTEMPORARYは、2025年1月11日(土)、大阪の東梅田にてギャラリーをオープンいたします。設計は日本を代表し、世界的に活躍する建築家であり、大阪出身の安藤忠雄氏に担当頂いております。
記念すべきオープニング展として、2025年1月13日(月)~ 4月18日(金)の約3ヶ月間、具体美術協会の作家に焦点を当てた「GUTAIは生きていた」を開催いたします。
具体美術協会は、日本における戦後初の前衛的なアーティスト集団です。創設者・吉原治良の「人の真似をするな、今までにないものをつくれ」というメッセージのもと、会員たちは既存の美術表現や素材にとらわれず、新しい表現の道を切り開いていきました。この精神は、現代に至るまで多くのアーティストに強い影響を与え、今も生き続けています。本展では、具体美術協会の会員であった向井修二氏が『建築は凍れる音楽』というゲーテの一節を引用したテーマのもとで、安藤氏の建築に着想を得たインスタレーションを展示いたします。
また、白髪一雄や吉原治良をはじめとする具体美術を代表する作家の作品も展示し、GUTAIの過去と現在が交錯する空間が広がります。「その場所でしかできない建築を行う」という挑戦を掲げて安藤氏が設計したICHION CONTEMPORARY、向井氏の新たな挑戦が形となったインスタレーション、その中に展示されるGUTAIの作品が共鳴します。それぞれの「挑戦心」が響き合うことで、新たな表現が生まれ、GUTAIの生命力を再発見する空間となっております。具体美術協会の設立から70年以上が経過した今、その歴史と影響を辿りつつ、GUTAIの継続的な存在意義と未来への展望を探ります。
展示予定作品
白髪一雄 「無題」
油彩, キャンバス 90.5×116.5cm
元永定正 「いつつのいろはぶらさがり」
アクリル, キャンバス 181.8×227.3cm
本展覧会に関するお問い合わせ:
ICHION CONTEMPORARY
プレス担当:川中 麻裕(かわなか まゆ)
Tel:090-7359-3031
E-mail:info@ichion-contemporary.com