横溝美由紀

横溝美由紀、1968年東京都生まれ。1994年多摩美術大学美術学部彫刻科卒業。活動初期では、時間・空間・光に重きを置いたサイトスペシフィックなインスタレーションを発表。近年は、赤い液体を満たした透明チューブを空間全体にめぐらせたインスタレーション《red cage》(2003)を起点としたシリーズ「line」をはじめ、彫刻的な絵画作品の制作に注力している。代表作の「line」は、絵画を彫刻とみなし、絵具を付着させた糸を弾いて立体的に積み上げていく作品シリーズ。同じ手法を使った新シリーズ「angle」(2020〜)にも取り組む。このほか、自身の過去のインスタレーションを平面に置き換えて再構築した作品などを手がけている。

主な収蔵先:

羽田空港国際線JALファーストクラスラウンジ(東京)、フォーシーズンズホテル(京都)、島津製作所本社ビル、ザ・リッツカールトン京都(京都)、パレスホテル東京(東京)、大本型Domain(香港)、スカパー東京メディアセンター(東京)、麻布第一マンションズ六本木(東京)、関西医科大学附属枚方病院(大阪)、国際交流基金

主な展覧会:

「criterium 37」水戸芸術館(1998年)、「プラスティックの時代」埼玉県立近代美術館(2000年)、「傾く小屋」東京都現代美術館(2002年)、「盗まれた自然」川村記念美術館(2003年)、「未来への回路―日本の新世代アーティスト」国際交流基金(2004−19年)、「Landscape – やわらかな地平のその先に」ポーラミュージアムアネックス(2021年)、「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」アーティゾン美術館(2023年)